フランスのニュース(20H)では少し批判的に伝えました。その理由はボブ・ディランが詩人かどうかわからないからかなあと個人的に思いました。
伝え方はまずはこんな感じ。
ニュースの冒頭、アナウンサーは「センセーショナルな話題」「誰もが驚いた」「歌手が選ばれるのは前代未聞」と言ってました。
ノーベル賞の審査員たちは「新たな詩的表現を生み出した」と評価。
次にボブ・ディランの功績紹介。
ディランの音楽はアメリカの現代史そのもの。ビートジェネレーションの小説、カントリーミュージックの歌詞に影響を受け、社会の不満、矛盾を訴えさらにベトナム戦争の拒絶を訴えた。詩人、画家の役割も果たした。
そして一つの問いを投げかけました。「ノーベル文学賞を歌手に授けるのは正しいの?」ゴングール賞の審査員で小説家、Pierre Assoline(ピエール・アスリーヌ)氏のコメントを紹介。内容は「憤慨している・嘆かわしい・作家を馬鹿にしている・スウェーデンアカデミーは笑いもの」といった感じでした。
ボブ・ディランは自らを詩人と語ったこともあったそうです。1991年ごろの映像を紹介。
ディラン曰く「自分を詩人と言いたいのだけれど、ぼくが決める立場にあるわけじゃないから」
つまり問題はボブディランの歌詞が詩なのか?彼が詩人なら問題なし。違うなら問題あり。彼は詩人?歌手?フランスのニュースでは歌手、ミュージシャンと紹介。日本のNHKではシンガーソングライターと紹介。
個人的には詩人であるかどうかでなく、やっぱアメリカは大衆的なものも芸術になりうる国、アリと言えばアリかな。ボブ・ディランってラジオでもあまり頻繁に懐メロとしても流れている気がしないし、今も最新曲をリリースしているのかな?よくわからない。たまに聞くね、名前は。なんか・・・あまり知りません。
フランスからはたくさんの人が受賞しています。
シュリ・プリュドム
フレデリック・ミストラル
ロマン・ロラン
アナトール・フランス
アンリ・ベルクソン
ロジェ・マルタン・デュ・ガール
アンドレ・ジッド
フランソワ・モーリアック
アルベール・カミュ
サルトルは辞退。
最近は2014年パトリック・モディアノさんがフランスでは受賞。インタビューも聞きましたね。本も読んでみたし。懐かしいな。